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連載
プロからプロへ
<プロからプロへ>封入体筋炎における自己抗体の意義は?
2019年1月17日 日本医事新報社
質問・青木正志 東北大学大学院医学系研究科神経・神経内科学教授
封入体筋炎は,高齢者の炎症性筋疾患として徐々に増加していると言われていますが,自己抗体の意義はどのように理解されていますか。熊本大学・山下 賢先生にご回答をお願いします。
回答・山下賢 熊本大学大学院生命科学研究部神経内科学准教授
「抗NT5C1A抗体は特異度の高さから封入体筋炎の診断に有用である」
封入体筋炎(inclusion body myositis:IBM)は,高齢者に好発する難治性筋疾患です。わが国では比較的稀な疾患と考えられてきましたが,厚生労働省難治性疾患政策研究事業「IBM」班の調査によって…
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